【5月28日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、豪ハードロックバンド「AC/DC」のアンガス・ヤング(Angus Young)が観戦する中、3回戦進出を決めた。

 スクールボーイのコスチュームがトレードマークで、AC/DCのリードギタリストであるアンガスは、コート・スザンヌ・ランラン(Court Suzanne Lenglen)のスタンドで、フェデラーがマルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers、スペイン)を下した試合を観戦した。

 インターネット上では、19歳のフェデラーが、2001年にジュネーブ(Geneva)で開催されたAC/DCのコンサートを観覧した動画がアップされている。

 当時19歳のフェデラーは、長髪をポニーテールで結んでおり、これまで通算17勝を挙げている四大大会(グランドスラム)で初優勝を飾ったのはこの2年後だった。

 試合後にフェデラーは、「コンサートで2度見たことがあるよ。1度目は15歳で、アンガスに会えたんだ。当時はまだ長髪だったね。彼が覚えているかは分からないよ。この場所で彼に会うことができ、とても光栄だね」と語っている。(c)AFP