【5月18日 AFP】14-15スペイン1部リーグは17日、第37節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)がアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に1-0で勝利し、通算23度目のリーグ優勝を決めた。

 リオネル・メッシ(Lionel Messi)のゴールで過去7シーズンで5度目のリーグ制覇を遂げたバルセロナは、3冠に向けてまず一つ目のタイトルを獲得した。

 両チームはちょうど1年前の同じ日にリーグ最終節で対戦し、アトレティコが敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)でリーグ優勝を決めており、バルセロナはそのリベンジを果たす格好となった。

 30日にスペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)決勝のアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)戦を控えるバルセロナは、翌週には欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)決勝でユベントス(Juventus)と対戦する。

 バルセロナを指揮するルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「10か月前、クラブのさまざまな変更を経てわれわれはシーズンをスタートし、その時点では何も手にしてはいなかった。転機となるシーズンになることは分かっていたので、ベストを尽くそうと努めてきた。まだ二つのタイトルが残っているが、一つ目のトロフィーを獲得し、一貫性が報われた」と語っている。

 同日に行われた試合で2位のレアル・マドリード(Real Madrid)は、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がレアルで通算30度目のハットトリックを決めるなどRCDエスパニョール(RCD Espanyol)に4-1で勝利したが、バルセロナとの勝ち点差は残り1試合で4のままで、バルセロナのリーグ優勝が確定した。

 また、4位のバレンシア(Valencia CF)はセルタ(Celta de Vigo)と1-1で引き分けており、アトレティコは最終節で勝ち点1を獲得すれば、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)に本戦からの出場となる3位が確定する。(c)AFP/Kieran CANNING