【5月8日 AFP】15MLBは7日、各地で試合が行われ、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)が、ウイリー・メイズ(Willie Mays)氏を抜き歴代単独4位となる通算661号本塁打を放った。

 歴代1位は762本のバリー・ボンズ(Barry Bonds)氏、2位は755本のハンク・アーロン(Hank Aaron)氏、3位は714本のベーブ・ルース(Babe Ruth)氏となっている。

 ロドリゲスは1日、宿敵ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)の本拠地フェンウェイ・パーク(Fenway Park)で自身初となる代打本塁打を放ち、通算660本でメイズ氏に並んでいた。

 この日行われたボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)戦の初回、ロドリゲスは記録を達成するかに思われたが、オリオールズのデルモン・ヤング(Delmon Young)に本塁打性の当たりを巧みに捕球された。それでもロドリゲスは3回、1ボール1ストライクのカウントから、クリス・ティルマン(Chris Tillman)の緩いボールを中堅のスタンドにたたき込んだ。

 今季7号を放ったロドリゲスに対し、ヤンキースタジアム(Yankee Stadium)に詰めかけた観衆は拍手喝采となった。(c)AFP