【4月30日 AFP】14-15イタリア・セリエAは29日、第33節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は3-2でフィオレンティーナ(Fiorentina)を下した。

 カルロス・テベス(Carlos Tevez)の2得点などでフィオレンティーナに逆転勝利を収めたユベントスが、リーグ4連覇にまた一歩大きく近づいた。

 同日の試合で2位のラツィオ(SS Lazio)がパルマ(Parma FC)に敗れれば優勝が確定するユベントスだったが、ラツィオはマルコ・パローロ(Macro Parolo)、ミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)、アントニオ・カンドレーヴァ (Antonio Candreva)、ケイタ・バルデ・ディアオ(Keita Balde Diao)のゴールで快勝し、残り5試合で勝ち点差14を維持してユベントスのこの日の優勝決定を阻んだ。

 5月2日に敵地で行われる第34節のサンプドリア(Sampdoria)戦で引き分け以上でリーグ優勝が決まるユベントスは、5日には欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)準決勝第1戦でレアル・マドリード(Real Madrid)を本拠地トリノ(Turin)に迎える。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、「ここまで来ると、われわれが優勝を逃すには悪い意味での奇跡のようなものが必要だろう。勝ち点の獲得を期待し、2つのビッグゲームについて話そう。レアルは技術的にとても優れており、完璧にプレーしなければ、またボールを保持しているときに脅威を与えることができなければ、決勝に駒を進めるチャンスはかなり低くなるだろう」と語っている。(c)AFP/Terry Daley