ユベントスが優勝へ前進、快進撃の2位ラツィオに完勝
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【4月19日 AFP】14-15イタリア・セリエAは18日、第31節の試合が行われ、首位ユベントス(Juventus)は2-0でラツィオ(SS Lazio)を下した。
カルロス・テベス(Carlos Tevez)がまたしてもゴールを決めたユベントスは、順位が最も近い2位ラツィオを寄せ付けず、リーグ4連覇を目前としている。
快進撃を続けていたラツィオは、この試合で連勝を9に伸ばし、さらには同都市のライバルASローマ(AS Roma)から、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)に自動出場できる2位の座を守ることを目指し、敵地トリノ(Turin)に乗り込んだ。
しかし、8連勝中はわずかに2失点しか喫していなかったステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督のラツィオは、前半17分にテベスの先制点、さらにレオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)の追加点で、30分までに0-2と先行されると、最後まで得点を奪うことができなかった。
勝利したユベントスは、残り7節で2位ラツィオとの勝ち点差を15に広げた。3位ローマとラツィオの勝ち点差は1で、19日のアタランタ(Atalanta)戦でローマが勝利すれば、順位は入れ替わる。
また、テベスはこれで今季のリーグ戦で記録した得点数を18に伸ばし、得点王争いでACミラン(AC Milan)のジェレミ・メネス(Jeremy Menez)、インテル(Inter Milan)のマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)に2ゴール差をつけている。
ユベントスはこれであと勝ち点9ポイントを積み重ねれば優勝が決まり、アルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)は、「大きな1勝だ。4連覇はもう遠くない。ここから3連勝すれば、タイトル獲得を宣言できる」と語った。
ボヌッチも、「数字上で追いつくことが不可能になるまで、ペダルを踏み続けなくてはならない。だけど、今日は僕らの強さを見せることができた。特にメンタルの部分でね」と語った。(c)AFP/Justin DAVIS