【4月29日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のデビッド・グリフィン(David Griffin)ゼネラルマネジャー(GM)は28日、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)とのプレーオフ1回戦で肩を脱臼したケビン・ラブ(Kevin Love)が、ポストシーズン全休になる可能性を話した。

 キャバリアーズは、ラブがプレーオフのどこかのタイミングで復帰することを示唆していたが、グリフィンGMは、26歳のラブが肩に「重傷」を負ったことを明かした。

「(ポストシーズンの)どこかで復帰することを期待できる状況じゃない」

「情報を収集している段階で、すべての選択肢を挙げて、次に踏むべき正しいステップを模索しているところだ。必要であれば、手術も選択肢になる。確認を続けるが、ケビンが戻れるという期待はしてほしくない」

 キャバリアーズがファイナルに進出した場合、ラブが戦列に復帰する可能性はあるのか聞かれたグリフィンGMは、ここでも悲観的な見通しを語った。

「ポストシーズンに出場できたら、それは本当の驚きだ。一縷(いちる)の望みを捨てたわけではないが、可能性は極めて低い」

 キャバリアーズはカンファレンス準決勝で、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)とミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)の勝者と対戦することになる。(c)AFP