ユベントスがテベスの得点などで快勝、ローマとの勝ち点14差を維持
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【4月5日 AFP】14-15イタリア・セリエAは4日、第29節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は2-0でエンポリ(Empoli)に快勝した。
ユベントスはカルロス・テベス(Carlos Tevez)の今季17得点目で先制すると、終了間際にはロベルト・ペレイラ(Roberto Pereyra)が追加点を奪い、2位ASローマ(AS Roma)との勝ち点14差を保った。
ローマは同日のナポリ(SSC Napoli)戦で、ミラレム・ピャニッチ(Miralem Pjanic)が決勝点を決めて1-0で勝利し、本拠地スタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)で4か月ぶりの白星を手にしていた。
しかし、ユベントスもその後に行われたエンポリとの試合でリーグ戦21勝目を記録すると、圧倒的な勝ち点差を保ち、リーグ優勝に向けてさらに前進した。
ユベントスは前半終了2分前、エンポリの選手がGKへのバックパスでファウルを取られ、間接FKを得ると、テベスが強烈なシュートを決めて幸運な形で先制した。
チームはその後、ほぼ危なげなく試合を進めていたが、迎えた後半ロスタイム、テベスのシュートの跳ね返りをペレイラが流し込み、勝ち点3を決定づけた。
テベスはこれで今季のリーグ戦で記録したゴール数を17得点に伸ばした。同日の試合でACミランのジェレミ・メネス(Jeremy Menez)がゴールを決めていたため、一度は並ばれていたものの、再び1得点差をつけてリーグ得点王に立っている。
テベスは手綱を緩めることはないと話し、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対して「ローマはまだ死んでいない。僕らはキックオフ前にそれを目にした。数字上でもまだ決まっていない。勝ち続けなくてはならない」とコメントした。(c)AFP/Justin DAVIS