【3月25日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2015)の女子シングルスでは、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が第1シードとなっているものの、膝の負傷で先日のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2015)準決勝を棄権したセレーナの状態には不安が残る。

 四大大会(グランドスラム)のシングルスで通算19勝を挙げているセレーナは、数日間休養を取れば復調するはずだとしていたが、本調子で試合に臨めないとなれば、第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)、第3シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)の格好の標的になるだろう。

 第4シードはデンマークのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki)、第5シードにはアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)、第6シードには、BNPパリバ・オープンでまさかの4回戦敗退を喫したユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)が続いている。

 第7シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)も、先週インディアンウェルズ(Indian Wells)で3回戦敗退に終わっており、初戦で対戦するスロバキアのアンナ・カロリーナ・シュミドローバ(Anna Karolina Schmiedlova)には、力の差を見せつけたいところだ。

 シード選手は不戦勝で1回戦を勝ち上がることになっており、セレーナは2回戦で、BNPパリバ・オープンの初戦と同様、ルーマニアのモニカ・ニクレスク(Monica Niculescu)と対戦する。(c)AFP