【3月24日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2015)開幕を控えるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は23日、足首に違和感を訴え練習を途中で切り上げた。大会初優勝を目指す中、ナダルの状態に不安が残る。

 ナダルの広報担当者はツイッター(Twitter)上に、「ラファエル・ナダルは今朝、違和感を覚えて練習を途中で切り上げました。足首に問題はないと思われますが、様子をみることにしています」と投稿した。

 大会第2シードのナダルは、先日のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2015)でカナダのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic)に敗れ、準々決勝敗退に終わっている。

 世界ランク3位のナダルは、今週開幕するマイアミ・オープンで2回戦から登場し、初戦ではウクライナのセルジ・スタホフスキ(Sergiy Stakhovsky)とスペインのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro)の勝者を迎え撃つ。また、順当に勝ち進めば準々決勝でトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)と対戦することになる。

 ナダルは、2011年と2014年大会の決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れているほか、2008年にはロシアのニコライ・ダビデンコ(Nikolay Davydenko)、2005年にはスイスのスター選手ロジャー・フェデラー(Roger Federer)の前に屈し、準優勝に終わっている。(c)AFP