【3月19日 AFP】中国東部の山東(Shandong)省平度(Pingdu)市人民代表大会(市議会)の議員3人が、絶滅の危機に直面しているシベリアトラ少なくとも11頭を違法に飼育していたことが分かった。国営メディアが19日、報じた。

 飼育されていたうちの1頭が先月、高層マンションの11階から飛び降りて死んだことを受けて発覚したもので、生後7か月のこのトラは、春節(旧正月、Lunar New Year)を祝う花火に驚いて転落した可能性があるとみられている。

 国営の中国中央テレビ局(CCTV)によると、捜査の結果、生後7か月のトラは議員の1人が飼育していたことが明らかになった。この議員は同僚を通じて、トラ8頭を飼育していた別の議員から2頭を入手していた。違法に飼育されていたほかのトラは現在、地元の動物園に引き取られているという。

 この一件の発覚後、3人全員が議員を辞職。罰金3000元(約5万8000円)を科されたが、訴追は免れたと伝えられている。(c)AFP