【3月16日 AFP】14-15イタリア・セリエAは15日、第27節の試合が行われ、リーグ2位浮上を目指すナポリ(SSC Napoli)は、ベテランのルカ・トーニ(Luca Toni)に2得点を奪われ、エラス・ベローナ(Hellas Verona)に0-2で敗れた。

 前節終了時点でナポリはラツィオ(SS Lazio)と勝ち点で並び、2位ASローマ(AS Roma)を4差で追いかけていた。

 しかし、前半7分と後半6分に失点を喫したことで、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)に自動進出できるリーグ2位以内を目指すナポリの目標は、敵地ベンテゴーディ・スタジアム(Bentegodi stadium)でつまずいてしまった。

 ナポリのラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督は、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)とマノロ・ガッビアディーニ(Manolo Gabbiadini)を先発から外してこの試合に臨んだ。

 しかし、その采配は逆効果となり、ベニテス監督は後半22分にイグアイン、同37分にガッビアディーニの投入を余儀なくされると、リーグ戦過去5回の対戦で負けていなかったベローナに敗れた。

 この結果、ナポリのリーグ4位は変わらず、16日にサンプドリア(Sampdoria)との試合を控えている2位ローマとの勝ち点差は4のままとなっている。(c)AFP