【2月23日 AFP】五輪史上最多のメダル獲得記録を保持している競泳のマイケル・フェルプス(Michael Phelps、米国)が、自身のコレクションにさらなる金を加えた。――とはいっても、今回はメダルではなく婚約指輪だ。

 金メダル18個を含めた合計22個の五輪メダルを獲得しているフェルプスは22日、恋人と婚約したことを明らかにした。

 フェルプスと婚約したのは、2010年のミス・カリフォルニアに輝いたニコール・ジョンソン(Nicole Johnson)さん。フェルプスのプロポーズ直後、二人がインスタグラム(Instagram)に投稿した雪のなかでじゃれ合っている写真では、ジョンソンさんの左手の指に大きな指輪が輝いている。

 フェルプスはツイッター(Twitter)とインスタグラムに「イエスと言ってもらった」と書き込み、ジョンソンさんも「ミセスになることが決まった」と投稿している。

 2008年の北京五輪で金メダル8個を獲得したフェルプスは、2012年のロンドン五輪を最後に一度は現役引退を表明したものの、その1年後に復帰していた。

 2014年8月のパンパシフィック水泳選手権(Pan Pacific Swimming Championships 2014)で3個の金メダルを獲得したフェルプスだが、その後、酒気帯び運転により米国水泳連盟(USA Swimming)から6か月の出場停止処分を受け、現在は4月まで競技会に出場できない状態となっている。

 フェルプスは、今年ロシアで行われる第16回世界水泳選手権(16th FINA World Championships)の代表から外れることは決まっているが、米アリゾナ(Arizona)州で4月15日から18日にかけて行われる大会で、競技に復帰する予定となっている。(c)AFP