【2月12日 AFP】男子ゴルフで元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は11日、再びツアーで戦える状態になるまで試合を欠場すると表明した。

 ウッズは、自身の公式ウェブサイトに掲載した声明で、プロ転向後で最悪のスコアとなる82を記録したウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2015)、途中棄権に終わったファーマーズ・インシュアランス・オープン(Farmers Insurance Open 2015)を含め、この2週間には「とても失望している」と明かした。

 トーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course)で行われたファーマーズ・インシュアランス・オープン初日のラウンドで、ウッズは11ホール目を終えると腰に痛みを覚えて途中棄権を余儀なくされたが、これは昨年手術を受けて理学療法の治療を行っていた故障とは関係ないとしている。

 ウッズはトーナメントへの復帰時期については不明だとしている。

「今は試合のために多くの努力をすることと、自分にとって大切な人々と過ごす時間が必要だ」

「プレーもスコアも、トーナメントで戦える状態にはない。最高レベルで戦うつもりで試合に臨んでいる。だから、準備が整った実感できれば復帰する」

 39歳のウッズは、26日にフロリダ(Florida)州で開幕するザ・ホンダ・クラシック(The Honda Classic 2015)への出場をまだ望んでいると語っている。

 しかしながらウッズは、「自分がトーナメントへの準備が整うまでは出場するつもりはない」とコメントした。

「それは誰に対してもフェアではない。それでも、近いうちに再びプレーできると期待している」

(c)AFP