第3シードのハレプ、緊張に苦しむも順当に初戦突破 全豪オープン
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【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は19日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は6-3、6-2でイタリアのカリン・ナップ(Karin Knapp)を下し、ストレートで2回戦進出を決めた。
昨年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2014)ではベスト8に進出したハレプは、全仏オープン(French Open 2014)で準優勝、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)では4強入りを果たした。
そんな23歳のハレプだが、センターコートでの初戦に不安を覚え、世界ランク50位のナップに苦戦を強いられたと話した。
「タフな試合でした。試合前はすごく緊張していましたが、今はとてもうれしいですし、次戦では改善されると思います」
快勝のように見えるスコアだが、今月行われた深センオープン(2015 Shenzhen Open)でツアー通算9勝目を挙げたときほどの強さはなかった。
それでも世界ランク3位のハレプは、すぐにベストの状態に戻れるはずだと自信をみせた。
「深セン(Shenzhen)では立ち上がりから好調で、優勝を果たしましたが、最初の四大大会(グランドスラム)はまったく別物。プレッシャーを感じます」
「でも、調子は悪くないので、今後たくさんの試合に勝てるチャンスがあると思います」
ハレプは序盤から動きが硬く、最初のサービスゲームでブレークを許してしまう。
その後、調子を取り戻したハレプがわずか45分で第1セットを先取するが、ナップも苦戦を強いた。
第2セットでは、バックハンドがアウトになり最初のマッチポイントを逃したハレプだが、最後はナップがショットをネットに突き刺し、ハレプの勝利が決定づけられた。(c)AFP