【1月18日 AFP】女子テニスのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)で優勝するためなら、お気に入りのサングリアを我慢することすら苦にならないという。

 19日に開幕するシーズン最初の四大大会(グランドスラム)を前に、世界ランク2位のシャラポワは、2012年以来となる女王の座を宿敵セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)から奪取したいと考えている。

 ブリスベーン国際(Brisbane International 2015)を制し、最高の形で2015シーズンの幕開けを飾ったシャラポワは、今オフにようやく故障の不安から解放され、自身の体を追い込むことができたという。

「ようやく全力でトレーニングに臨み、フィジカルを追い込むことができた気がします」

 27歳のシャラポワは、2008年の全豪オープンで3つめのグランドスラムを獲得。その後、全仏オープンテニス(French Open)を制し生涯グランドスラムを達成したシャラポワは、昨年の全仏オープン(French Open 2014)で再び優勝を飾ると、世界のトップに返り咲いた。

 自身が女子テニス界の重鎮だと思うか聞かれたシャラポワは、「そのうちの一人だとは思います。私は世界ランク2位なので。昨年はグランドスラムを制して、最高のシーズンを過ごすことができました」と回答した。