【12月5日 AFP】テニス、インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(International Premier Tennis LeagueIPTL)は4日、シンガポールで6日目が行われ、DBSシンガポール・スラマーズ(DBS Singapore Slammers)が27-25でUAEロイヤルズ(UAE Royals)を下した。

 その中で、スラマーズのアンドレ・アガシ(Andre Agassi、米国)は出場メンバー外となり、困惑したと語った。

 四大大会(グランドスラム)で8度の優勝を誇るアガシは、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)やトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)らのチームメートが出場した試合を、コートサイドから見守った。

 2日の試合でマーク・フィリプーシス(Mark Philippoussis、オーストラリア)に3-6、3日の試合でファブリス・サントロ(Fabrice Santoro、フランス)に2-6でそれぞれ敗れていたアガシは、この日行われたゴラン・イワニセビッチ(Goran Ivanisevic、クロアチア)との一戦で、その座をパット・ラフター(Pat Rafter、オーストラリア)に取って代わられた。

 現在、エキシビションマッチでのプレーが多いアガシは、IPTLは素晴らしい体験としながらも、「激しい競い合いは好みじゃないんだ」とコメントした。

「回りのプレーに対する姿勢に対応できていなかったので、少し困惑した。適応して、プレーを変えていくべきだったし、そうすれば全力で戦えて、ほかの選手を上回れただろう」

 アガシにとってはシンガポール大会が初のIPTL出場となったが、これをもって帰国することになっており、来年の出場については明言していないため、最後の出場となる可能性もある

「戻ってくるのであれば、数か月をかけて調子を上げておけるようにしておくよ」

(c)AFP