【12月4日 AFP】テニス、インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(International Premier Tennis LeagueIPTL)は3日、シンガポールで5日目が行われ、DBSシンガポール・スラマーズ(DBS Singapore Slammers)は24-23でマイクロマックス・インディアン・エーシーズ(Micromax Indian Aces)を破った。

 セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が6-4でアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)を下し、リードを奪ったスラマーズだが、続く男子シングルスでは、アンドレ・アガシ(Andre Agassi、米国)が2日連続の黒星を喫してしまう。ファブリス・サントロ(Fabrice Santoro、フランス)に敗れたアガシは、試合後にドリンク置きをラケットでたたくなど、フラストレーションがたまっているようだった。

 レイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)/ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)組がダブルスで勝利を収めスラマーズを再び盛り上げると、両チームのスコアは23-23で並んだ。

 最後は、スラマーズのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)とエーシーズのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)が、7分間でどれだけ多くのポイントを獲得できるかという「スーパーシュートアウト」に突入。結果は10-6でベルディハが勝利し、チームは首位のエーシーズから白星を奪った。

 世界ランク7位のベルディハは、「これ以上の幸せはないね」と話している。(c)AFP/Talek HARRIS