【10月31日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2014)は30日、シングルス3回戦が行われ、大会第8シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-3、6-3で第9シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を下し、英ロンドン(London)で行われるATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2014)の出場が確定した。

 27歳のマレーは、ここ6週間で4度目の優勝を目指しており、準々決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する。

 ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)、マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)の4選手はすでにATPファイナル出場を決めており、マレーはそこに仲間入りした。残る3枠は、トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)、錦織圭(Kei Nishikori)、ダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)が獲得するとみられる。

 7年連続でATPファイナル出場の権利を得たマレーだが、昨年は腰の手術のためプレーできなかった。

 マレーは、「サーブが好調で、一度もブレークポイントを与えなかった。そうしたら、あとは1~2回ブレークするだけだ。それが僕のやったこと」と試合を振り返った。(c)AFP/Greg FRASER