【10月5日 AFP】短文投稿サイトを運営するツイッター(Twitter)が、これまで投稿された数十億件のツイートを分析する新たな調査プロジェクトに資金を提供することが、米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of TechnologyMIT)メディアラボの発表で1日分かった。

 それによると、MITメディアラボが新たに設ける「ソーシャルマシン研究所(Laboratory for Social Machines)」は、ツイッターから5年間に1000万ドル(約11億円)の提供を受け、リアルタイムの公開ツイートと過去の全ツイートにアクセスする権利も得る。

 同研究所は、マスメディアからソーシャルメディア、データストリームに及ぶ広い範囲で、意味論の分析やネットユーザー間の関係の分析を行い、ソーシャルメディアの活用状況やその理由について新たな知見を得る。ツイッターとは独立して運営され、ツイッターを含む多数のソーシャルネットワークを調査対象とするという。(c)AFP