【9月21日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは20日、第5節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は3-0でアストン・ビラ(Aston Villa)に勝利した。

 このところ残念な試合が続いていたアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督のチームだが、ダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)が移籍後初ゴールを決めるなど、前半の3分強に3得点を決め、敵地で快勝を収めた。

 これでアーセナルは、リーグ首位のチェルシー(Chelsea)に暫定で勝ち点3に迫るとともに、ここまでリーグ無敗だったアストン・ビラに初めて土をつけている。

 アーセナルは公式戦3戦未勝利、リーグ戦はここまでわずか1勝という状況でこの試合を迎えた。

 ところがこの日は、移籍期限最終日に1600万ポンド(約27億7000万円)でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から獲得したウェルベックの活躍もあり、これまでとは打って変わった見事な内容を見せた。

 アーセナルは前半32分、ウェルベックのアシストからメスト・エジル(Mesut Ozil)が先制点を決めると、そのわずか2分後には、お返しとばかりにエジルがウェルベックの得点をお膳立てした。

 一方、複数の選手が体調を崩していたアストン・ビラは、前半36分にアリ・シッソコ(Aly Cissokho)がキーラン・ギブス(Kieran Gibbs)のクロスの処理を誤り、オウンゴールを献上した。(c)AFP