メイウェザー、ジム内での問題行動について州から呼び出し
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【9月20日 AFP】プロボクシングプロモーターのフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)が、ケーブルテレビ局Showtimeにより放映された自身のジムの様子について、ネバダ州立体育委員会(NSAC)での説明を求められている。
地元紙ラスベガス・レビュージャーナル(Las Vegas Review-Journal)によると、同委員会は、メイウェザーのジムでスパーリングがどのように行われているのか、また、ジムの施設内で女性がマリフアナを吸っていたとみられる映像について検証する意向だという。
メイウェザーはその場に居合わせなかったものの、女性らにローリングペーパー(手巻きたばこ用の巻き紙)を持っていくよう、ジムの人間に指示する場面が映されていた。
別の場面では、30分以上にわたり立て続けにスパーリングを行う選手の様子が確認された。ラスベガス・レビュージャーナル紙は、メイウェザーがこの長時間のスパーリングの勝敗に金銭を賭けていたと報じている。
これについてメイウェザーは、「ドッグハウス(犬小屋)というやり方だ。どちらかが止めるまで続ける。死ぬまでやるのさ。正しくないのかもしれないが、それがドッグハウスのルールだ」と話している。
メイウェザーは7月、米ネバダ(Nevada)州でプロモーター(興行主)の資格を得た。
ラスベガス・レビュージャーナル紙に対し、フランシスコ・アギラール(Francisco Aguilar)委員長は「一番の心配は、選手の健康と安全です」とし、「試合当日だけでなく、トレーニングやスパーリングについても同様です」と語気を強めた。
「ネバダ州でプロモーターのライセンスを受けた者には、適切な行動が求められます。委員会の中には、見せられた映像に疑問を持っているメンバーもいると思うのです」
(c)AFP