【9月13日 AFP】フランス・リーグ1のメッス(FC Metz)は12日、元フランス代表MFのフローラン・マルーダ(Florent Malouda)と1年延長オプション付きの1年契約を交わした。

 マルーダはヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督との確執のためトルコ1部リーグのトラブゾンスポル(Trabzonspor)を8月に退団した後、所属クラブが決まっていなかった。

 南米フランス領ギアナ(French Guiana)のカイエンヌ(Cayenne)出身のマルーダは、「メッスは素晴らしい戦績を持つ歴史あるクラブだ」と語った。

「このクラブが本当にやる気に満ちているのを感じている。チームのプロジェクトには一貫性がある」

 左サイドでプレーする34歳のマルーダは、1997年にLBシャトールー(LB Chateauroux)でプロデビューを果たし、ブルターニュ(Brittany)に本拠地を置くギャンガン(En Avant de Guingamp)に移籍した。

 マルーダの実力は2003年にオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)と契約を交わした後開花し、その後2007年にイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に移りスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で6年間過ごした後、トルコに移籍した。

 代表としては2004年から2012年にかけ2度のW杯、2度の欧州選手権(UEFA Euro)を含む80試合に出場している。(c)AFP