【9月1日 Relaxnews】米ファッションブランド「ギャップ(Gap)」は今秋のキャンペーンで、「ノーマルな装い(Dress Normal)」とは何を意味するのか、という挑発的な問いをスローガンに掲げている。

 日常生活では再現しにくいルックを強調するブランドも多い中、「ギャップ」はそれとは真逆を目指し、ベーシックを重視。今秋は、消費者一人一人に「ノーマルな装い」とは何を意味するのか改めて考えてもらうべく、このような挑戦的なスローガンを打ち出し、自分らしいスタイル探しを応援するというもの。

 同キャンペーンでは、セレブたちもノーマルな人々なのだということを示すため、テレビ・映画界のスターらを多数起用し新スローガンを表現した。参加しているのは『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(The Royal Tenenbaums)』のアンジェリカ・ヒューストン(Anjelica Huston)、『ガールズ(Girls)』のゾシア・マメット(Zosia Mamet)、『マッドメン(Mad Men)』のエリザベス・モス(Elisabeth Moss)、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街(Boardwalk Empire)』のマイケル・K・ウィリアムズ(Michael K. Williams)、『ハンガー・ゲーム(The Hunger Games)』のジェナ・マローン(Jena Malone)らだ。

 同ブランドのスティーブ・サナックス(Steve Sunnucks)グローバル・プレシデントはプレスリリースの中で、「ミレニアル世代(1980年代~2000年代初頭生まれ)の大胆で率直な精神にインスパイアされました。今日の複雑な世界で彼らが際立っている原因はその率直さにあります。『ギャップ』は常に、個性と偽りのない自分らしさを尊重してきました。ノーマルな装いとは何かと問い掛けることで、一人一人の自分らしいスタイルに自信を持ってもらいたいと願っています」とコメントした。

 今月からは同キャンペーンのグローバル展開もスタートする予定で、他の参加セレブらの名前も近く発表されることになっている。(c)Relaxnews/AFPBB News