【8月25日 AFP】女子ゴルフ、CNカナディアン女子オープン(CN Canadian Women's Open 2014)は24日、カナダ・オンタリオ(Ontario)州のロンドン・ハント・アンド・カントリークラブ(London Hunt and Country Club)で最終日が行われ、柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン、韓国)が通算23アンダーで完全優勝を果たした。

 2011年に全米女子オープン(US Women's Open Championship 2011)を制しながらも、2012年のジェイミー・ファー・トレド・クラシック(Jamie Farr Toledo Classic)以来はタイトルから見放されていた柳は、今季最少打数をマークして、崔羅蓮(Na Yeon Choi、チェ・ナヨン、韓国)の追走を逃れた。

 柳は最終日を3アンダーで回り優勝を決めたが、3ホールを残して崔に1打差まで迫られる。16番でバーディーを奪った柳は、2ストロークに差を広げてホールアウトした。

「自分を信じていました」と語る柳は、「他の選手のことは気にしていなかった。自分の試合に集中しました。バックナインはベストとはいきませんでしたが、なんとか乗り切りました」と試合を振り返った。

 今季9大会でトップ10以内に入っていた柳は、このタイトルで世界ランク5位に浮上することが決まっている。また、柳は大会最少スコアを5打更新した。

 全米女子プロ選手権(Wegmans LPGA Championship 2014)でメジャー5勝目を挙げた朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)が、通算18アンダーの単独3位に入り、さらに1打差でアサハラ・ムニョス(Azahara Munoz、スペイン)が続いた。

 日本勢では、野村敏京(Haru Nomura)が通算8アンダーの19位タイで大会を終えている。(c)AFP