【8月18日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2014)は17日、女子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-4、6-1で第9シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)を退け、初優勝を果たした。

 昨年大会(Western and Southern Open 2013)で準優勝に終わったセレーナは、わずか1時間2分で試合に決着をつけ、キャリア通算62勝目を挙げた。

 セレーナは、「素晴らしい一週間だった」と大会を振り返り、「(イワノビッチは)ハードな試合をしていたわ。ウイナーを量産していたし」と話した。

 今月2つめのトロフィーを掲げたセレーナは、25日にニューヨーク(New York)で開幕する全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)に向けて、準備万端というところだろう。

 来月33歳の誕生日を迎えるセレーナは、イワノビッチとの対戦で、12本のサービスエースと26本のウイナーを記録した。

 セレーナは、「目を閉じてサーブする感覚だった」と話し、「考えすぎると頭がおかしくなりそうになるの」と明かした。

 ブリスベーン国際(Brisbane International 2014)、ソニー・オープン2014(Sony Open 2014)、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2014)、バンク・オブ・ザ・ウエスト・クラシック(Bank of the West Classic 2014)に続き、今季5つ目のタイトルを獲得したセレーナとは対照的に、イワノビッチが北米で決勝進出を果たすのは、2009年のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open)以来だった。(c)AFP