【8月14日 AFP】サッカーフランス代表のフランク・リベリ(Franck Ribery)が、ドイツのサッカー専門誌「キッカー(Kicker)」でのインタビューで代表引退を表明した。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属する31歳のリベリは、2006年に代表デビューを飾り、80試合に出場した。昨年には2012-13シーズンの欧州最優秀選手賞(UEFA Best Player in Europe Award)も受賞している。

「退くことにした。時が来たと悟った」と語ったリベリは、その判断は「個人的な理由」によるものだと付け加えた。

「もっと家族と一緒の時間を過ごし、バイエルン・ミュンヘンでのプレーに集中するとともに、代表では若く、才能のある選手に道を譲りたいと思っている」

「やめるときをわきまえるべきで、その時がやってきたんだ。W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でのフランスを見た中で、今後の心配を感じることはなかった」

 13日に行われたドイツ・スーパーカップ2014(DFL Super Cup 2014)を膝の負傷のため欠場することになったリベリだが、22日に行われるリーグ開幕戦のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)への出場を目指している。

 リベリは2007年にフランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)からバイエルンに加入し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)優勝と4度のリーグ制覇を飾っている。(c)AFP