【7月14日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全英リコー女子オープン(RICOH Women's British Open 2014)は13日、英サウスポート(Southport)のロイヤル・バークデール・ゴルフクラブ(Royal Birkdale Golf Club)で最終日が行われ、モー・マーティン(Mo Martin、米国)が通算1アンダーでメジャー初優勝を果たした。

 無名の31歳マーティンは、大荒れとなった最終日の最終ホールで、第2打がピンに当たって約1.8メートルの位置につけると、第3打でイーグルパットを沈め、馮珊珊(Shanshan Feng、フォン・シャンシャン、中国)、スーザン・ペターセン(Suzann Pettersen、ノルウェー)を1打差で抑えた。

 2日目を終えて3打差の単独首位に立ちながらも、3日目のラウンドで期待外れの77に終わったマーティンは、メジャー通算4勝を誇り、最終日を首位で迎えた朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)に3打差をつけられてこの日のラウンドに臨んだ。

 下部ツアーで3勝を挙げているものの、参戦3年目となった米女子ツアーでは3位が最高成績となっているマーティンは、「18番は私の人生で最高のショットだった」とコメントした。

 最終日で大きくスコアを崩した前回覇者ステーシー・ルイス(Stacy Lewis、米国)は12位タイに終わり、日本勢は原江里菜(Erina Hara)の通算7オーバー21位タイが最高位だった。(c)AFP