【6月30日 AFP】女子ゴルフ、ウォルマートNWアーカンソー選手権(Wal-Mart NW Arkansas Championship Presented by P&G 2014)は29日、米アーカンソー(Arkansas)州ロジャース(Rogers)のピナクル・カントリークラブ(Pinnacle Country Club)で最終日が行われ、米国のステーシー・ルイス(Stacy Lewis)が通算12アンダーで劇的な逆転優勝を飾った。

 世界ランク1位のルイスは、この日スコアを6つ伸ばす猛チャージで、今季3勝目を挙げた。

 ノーステキサスLPGAシュートアウト(North Texas LPGA Shootout 2014)とショップライト・クラシック(ShopRite LPGA Classic 2014)でも優勝しているルイスだが、今大会の方が難しかったと感じているようだ。

 観衆からひときわ大きな声援を受けたルイスは、「ここでプレーするのは難しいんです」と話した。

「先週の全米女子オープン(US Women's Open Championship 2014)よりも、今日の方が緊張していました。ここが私にとってどんな場所か、お分かりいただけるでしょう」

 通算11アンダーを記録したニュージーランドのリディア・コー(Lydia Ko)は、米国のクリスティ・カー(Cristie Kerr)、アンジェラ・スタンフォード(Angela Stanford)と並ぶ2位タイに入った。

 首位と2打差の柳簫然(Ryu So-Yeon、ユ・ソヨン、韓国)が単独5位に、通算9アンダーの6位タイには韓国のチェラ・チョイ(Chella Choi)とノルウェーのスーザン・ペターセン(Suzann Pettersen)がつけた。

 全米女子オープンからの連覇を狙っていたミッシェル・ウィ(Michelle Wie、米国)は、2打差の首位で最終日を迎えたものの、スコアを2つ落とし8位タイに終わった。

 2日目が悪天候によりサスペンデッドとなっていたため、この日は72人が残りのラウンドからスタートしなければならなかった。(c)AFP