【7月2日 AFP】サッカーチリ代表のマウリシオ・ピニージャ(Mauricio Pinilla)は、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝トーナメント1回戦で自身の放ったシュートがクロスバーをたたき、その後にブラジルとのPK戦に敗れたことで、心がチクリと痛む思いをしたようだ。

 それどころか、延長後半に自身が蹴り込んだシュートが枠に嫌われ、チリが準々決勝進出を逃したという事実は、ピニージャをむしゃくしゃさせている。

 イタリア・セリエAのカリアリ(Cagliari Calcio)でプレーする30歳のピニージャが、自身の背中にシュートを外した瞬間を彫り込んだことが、ソーシャルメディアで明らかになった。

 ピニージャのシュートが弾かれた瞬間を捉えた写真を元に、タトゥーアーティストが描いた絵柄の横には「栄光までの1センチ(one centimeter from glory)」という言葉が刻み込まれている。

 すでに数多くのタトゥーが体を覆っているピニージャは、顔の両サイドに「神聖な(Blessed)」「一生の(For Life)」という新たな言葉も彫り込んだ。

 ピニージャは、PK戦でも自身のシュートをブラジルのジュリオ・セザール(Julio Cesar)に阻まれている。(c)AFP