【6月2日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー、ショップライト・クラシック(ShopRite LPGA Classic 2014)は1日、ニュージャージー(New Jersey)州ギャロウェイ(Galloway)のストックトン・シービュー・ホテルアンドゴルフクラブ(Stockton Seaview Hotel and Golf Club)で最終日が行われ、ステーシー・ルイス(Stacy Lewis、米国)が通算16アンダーで優勝した。

 朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)から世界ランキング1位奪取を狙うルイスは、この日スコアを4ストローク伸ばし、今季2勝目でツアー通算10勝目を飾った。

 6打差の2位には、この日スコアを1ストローク落とし、通算10アンダーを記録したクリスティナ・キム(Christina Kim、米国)が入った。

 この結果、ルイスは59週間トップに君臨した朴仁妃に代わり、世界ランク1位に浮上する見込みとなっている。

 今季まだ勝利のない朴仁妃は、この数週間、女王陥落の危機に陥っていた。

 今週、ルイスは、朴仁妃から世界1位を奪うためには何が必要かと、毎大会話題にされることに「少し嫌気が差していた」と認めていた。

 29歳のルイスは、昨季4週間守った世界1位の座を取り戻す喜びとともに、今月パインハースト(Pinehurst)で開催される全米女子オープン(US Women's Open Championship 2014)に臨むことになる。

 ルイスは、「今週、ここで決着をつけたい」と話していた通り、強い姿勢で結果を出した。(c)AFP