【6月18日 AFP】イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は18日、「テロに立ち向かう」と宣言し、同国治安部隊はイスラム武装勢力による大規模な攻撃を受けて「後退」を余儀なくされてはいるものの、敗北したわけではないと主張した。

 マリキ首相はテレビ放送された発言の中で、「テロに立ち向かい陰謀を打倒する」と誓い、治安部隊について「後退することが敗北したことになるとは限らない」と述べた。

 一方インド外務省は同日、戦闘が続くイラク北部でインド人の建設作業員40人が拉致されたと発表した。

 同省の報道官はインドの首都ニューデリー(New Delhi)で記者団に対し、作業員らが連れ去られたのはイスラム武装勢力「イラク・レバントのイスラム国(Islamic State of Iraq and the LevantISIL)」の戦闘員らに制圧されたイラク・モスル(Mosul)周辺域で、「身代金の要求はまだない」と伝えた。「現地のあらゆる情報提供者からできる限りの情報収集を行っている」ものの、作業員たちの所在は分かっていないとしている。

 同報道官はまた、事態の鎮静化を待っているインド人看護師46人も、イラク国内に取り残されたままになっていると伝えた。(c)AFP