【5月31日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は29日、スピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)が撮影した画像と「2ミクロン全天観測(Two Micron All Sky Survey2MASS)」プロジェクトの画像を合成したへび座の一部分の画像を公開した。

 画像の中央に固まった赤やオレンジ、黄で見える星々は、星の「生まれたてのヒナ」で、恒星形成の最初期の段階にある。

 この星々には質量があまり大きくない星しか存在しない。私たちの太陽は中程度の質量の恒星だが、太陽がオリオン大星雲(Orion Nebula)のような大質量の星が形成される地域で生まれたのか、あるいはへび座のような低質量の星の地域で生まれたのかは、まだ分かっていない。(c)AFP/NASA