【5月29日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2014)は28日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は2-6、2-6でスペインのガブリネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)に敗れ、大会から姿を消した。

 昨年大会(French Open 2013)を制した世界ランク1位のセレーナは、同35位のムグルサの前にストレートで屈した。そのわずか1時間前には、姉のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)も6-2、3-6、4-6でスロバキアの新星アンナ・カロリーナ・シュミドローバ(Anna Karolina Schmiedlova)に敗れていた。

 全仏の前年女王が早期敗退を喫するのは、2004年大会で優勝したアナスタシア・ミスキナ(Anastasia Myskina、ロシア)が、翌年の1回戦で敗れて以来になる。

 セレーナが四大大会(グランドスラム)の2回戦で姿を消すのはキャリア通算2度目で、奪ったゲーム数では過去最低の結果になった。

 グランドスラムで、セレーナが最後に2回戦敗退を経験したのは、初出場だった1998年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)にさかのぼる。(c)AFP/Dave JAMES