【5月13日 Relaxnews】1600体の張り子のパンダが、世界自然保護基金(WWF)のキャンペーンの一環で6月、香港にお目見えする。「1600熊猫遊香港、創意X保育(1600 Pandas World Tour in Hong Kong: Creativity Meets Conservation)」と題されたイベントで、張り子のパンダが香港の名所10か所を美しく飾る。

 張り子パンダは形や大きさの異なる6種類。1600は絶滅危惧種となったパンダが野生に生息する実際の数を表している。

 WWF、フランス人アーティストのポロ・グランジョン(Paulo Grangeon)氏、デザインスタジオのAll Rights Reservedのコラボレーションで、香港向けに4種のパンダが特別にデザインされた。

 1600体のパンダ展示イベントは2008年にスタートし、これまでにフランス、オランダ、イタリア、スイス、ドイツ、台湾で行われてきたが、中国の都市で開催されるのは今回が初めて。

 1600体のパンダは香港島(Hong Kong Island)、九龍(Kowloon)、新界(New Territories)を回った後、香港国際空港(Hong Kong International Airport)、天壇大仏(Tian Tan Buddha)、青馬大橋(Tsing Ma Bridge)、沙田(Sha Tin)競馬場、香港コロシアム(Hong Kong Coliseum)に「出現」する予定だ。(c)Relaxnews/AFPBB News