【4月22日 AFP】22日に行われる欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)準決勝のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)対チェルシー(Chelsea)戦を前に、ここではアトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督にまつわる5つの事実を紹介する。

 1.監督の道に入ることを決断したのは、現役引退の直後。最後の試合を終えた後、30分間にわたってシャワーを浴びながら、そうすべきだと決断したという。その後を見れば、この決断は正しかったと言えるだろう。

 準決勝に進んだ4クラブの監督のうち、チャンピオンズリーグ優勝の経験がない唯一の監督で、それどころか監督としてチャンピオンズリーグを戦うのは今大会が初となっているシメオネ監督だが、アルゼンチンでは指揮した2チームをリーグ優勝に導き(2006年のエストゥディアンテス(Estudiantes)と2008年のリーベル・プレート(River Plate))、2011年12月に就任したアトレティコでは、そのシーズンにヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2011-12)、昨シーズンにはスペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)を制している。

 2.夕食は必ず毎晩、夫人と2人の子供と取る。それ自体は普通に思えるが、家族がブエノスアイレス(Buenos Aires)にいる時でさえその習慣を守るとなれば話は別だ。家族は食卓の準備をした後、パソコンを用意し、シメオネ監督は画面を通じて家族と食事をともにする。監督はそれをFaceTime(ビデオ通話アプリ)の「奇跡」と呼ぶ。