■パッキャオ、「私の旅は続く」

 1995年にプロデビューを飾ってから、55勝5敗2分の戦績を収めてきたパッキャオは、そういった発言には慣れているとコメントした。

 2012年に戦ったブラッドリーとマルケスの両者に敗北を喫したパッキャオは、昨年マカオ(Macau)で行われたブランドン・リオス(Brandon Rios、米国)戦で3-0の判定勝ちを収め、プロボクサーとしての再起を果たした。

 パッキャオは、これが最後の試合になるという挑発ついて「今に始まったことじゃない」と答えた。

「前回のリオス戦の時も同じことを言われた。リングでそれを証明してもらわないとね」

 スポーツ界での名声を武器にフィリピンの下院選に出馬し当選、大統領選への出馬意欲も表明しているパッキャオは、ファイターとしての旅路はまだまだ終わらないと語っている。

 また、ブラッドリーがそれを変えることもできないという。

「土曜日(12日)の夜以降も、私の旅は続く」

(c)AFP/Rebecca BRYAN