【3月17日 AFP】マレーシアのヒシャムディン・フセイン(Hishammuddin Hussein)運輸相代理は16日、消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の捜索について、陸上と海上にまたがる広大な弧状の領域に範囲を拡大したため、捜索参加国が14か国から25か国に増えたと発表した。

 マレーシア政府はこの前日、MH370便が、8日未明に消息を絶った後、カザフスタンからインド洋(Indian Ocean)南部までのいずれかの方向に向かった可能性があることが、衛星データにより判明したと発表していた。

 マレーシア外務省は16日、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、トルクメニスタンの中央アジア諸国を含む22か国の代表に説明を行い、衛星およびレーダーの情報の提供を要請した。(c)AFP/Giles HEWITT