【3月11日 Relaxnews】中国・北京(Beijing)市に、ハリウッド映画のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ(Universal Studio)」の建設計画が持ち上がっていると報じられ、アジアが世界のテーマパークの中心地になるという予測が確実なものになろうとしている。

 エンターテインメント情報誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)によると、北京のユニバーサル・スタジオは北京市郊外の51エーカー(約21万平方メートル)の土地に建設され、総工費20億ドル(約2070億円)のプロジェクトになるという。

 また、開業は2018年に予定されており、アジアではシンガポール、大阪に次いで3か所目のユニバーサル・スタジオとなると報じられている。

 さまざまな臆測が飛び交うものの、ユニバーサル・スタジオは正式な発表を未だ行っていない。だが北京市の計画では、同市に建設予定のモノレールの終着駅がユニバーサル・スタジオの建設予定地とされる通州(Tongzhou)区になると、同誌は指摘している。

 さらに、ユニバーサル・パークス&リゾーツ(Universal Parks and Resorts)は、すでに北京語の話せるスタッフの募集を開始しているうえに、周辺の建物の解体も進んでいるという。

 アジアではここ数年、大規模なテーマパークの建設ラッシュが起こっている。

 中国では、上海(Shanghai)市で中国最大のテーマパークとなる「上海ディズニーリゾート(Shanghai Disney Resort)」建設が進んでおり、2015年の開業が予定されている。また、2016年にマレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)近郊に20世紀フォックス(20th Century Fox)のテーマパーク「20世紀フォックス・ワールド(Twentieth Century Fox World)」が開業する。さらに、韓国・仁川(Incheon)には、世界初のロボット・テーマパーク「ロボットランド(Robot Land)」も2年以内にオープンする予定だ。(c)Relaxnews/AFPBB News