マスク着けたジェームズが復帰、ヒートがニックス下す
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【2月28日 AFP】13-14NBAは27日、各地で試合が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)は108-82でニューヨーク・ニックス(New York Knicks)に勝利した。
この日、レブロン・ジェームズ(LeBron James)は骨折している鼻を守るための保護マスクを着用して出場し、31得点の活躍を見せた。
ジェームズは先週、勝利したオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)戦で鼻を負傷し、23日にヒートが勝利したシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)戦を欠場した。これが復帰後の初戦となったジェームズは試合前、マスクがわずかに視界を妨げることに一抹の懸念を抱いていた。
「着け心地というよりは、周辺視野が少し不明瞭なだけさ。左を向き、右に振り向くと、何となく小さなプラスチック片が見えるんだ」
しかし、過去にシーズンMVPを4度受賞しているジェームズは、コートに出るとマスクを気にするそぶりはまったく見せずに、放ったシュート19本中13本を決めた。
ヒートではまた、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)がシュート13本中10本を決め23得点を記録。チームのシュート成功率が60パーセントを超えたヒートは、第3クオーターを終えて優位に立ち、6連勝を確実なものにした。
ニックスでは、カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が29得点を決めると、タイソン・チャンドラー(Tyson Chandler)が19得点、16リバウンドのダブルダブルを記録したが、不調にあえぐニックスはこれで4連敗目を喫した。(c)AFP