【1月30日 AFP】13-14NBAは29日、各地で試合が行われ、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)は112-95でマイアミ・ヒート(Miami Heat)に快勝した。

 昨シーズンまでは2季連続でレブロン・ジェームズ(LeBron James)が輝いているシーズン最優秀選手(MVP)だが、今季はトロフィーがケビン・デュラント(Kevin Durant)のものになる可能性が出てきた。

 これまでキャリアで3度、MVPの投票でジェームズに次ぐ2位に甘んじているデュラントは、この試合では33得点を挙げ、連続30得点以上の記録を12試合に伸ばした。

 ジェームズも本拠地アメリカン・エアラインズ・アリーナ(American Airlines Arena)に集まった1万9673人の観客の前で、ゲームハイとなる34得点を挙げたものの、チームがホーム4連勝を達成するには十分ではなかった。

 2011-12シーズンのNBAファイナルの再戦で、現在もリーグ最高の力を保つチーム同士の対戦でもあったこの一戦だが、試合前の派手なあおりに見合う内容にはならなかった。

 デュラントがフィールドゴール23本中12本成功、7リバウンド、5アシストを記録したサンダーが9連勝を挙げた一方、ヒートは序盤の数分で大きくリードを奪ったものの、その後の時間帯は110対77と圧倒された。

 このところ連勝を続けるサンダーでは、デュラントがチームを背負って立つ活躍を見せており、41得点を挙げた27日のアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)では、終了約2秒前に決勝のジャンプシュートを決めている。

 また12試合連続30得点以上は、2003年の3月から4月にかけて14試合連続を記録したトレイシー・マクグレディ(Tracy McGrady)氏以降では、最長記録となっている。(c)AFP