【12月30日 AFP】国連(UN)は29日、政府軍と反乱軍の戦闘が続く南スーダンの要衝ボル(Bor)近郊に、武装した複数の集団を確認したと発表した。

 国連の偵察機が、東部ジョングレイ(Jonglei)州の州都であるボルの近郊50キロの地点に複数の集団を発見したという。ボルはこれまでに、同国のサルバ・キール(Salva Kiir)現大統領とリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領との間での権力闘争の中心的舞台となってきた。

 南スーダン情勢をめぐってはこのほど、マシャール前副大統領を支持する若者たち数万人が武装してボル周辺で集結し、政府軍を攻撃するためにボルに向かっているとの情報が出ており、国連が「極めて憂慮」していると表明したばかりだった。

 国連南スーダン派遣団(UN Mission in South SudanUNMISS)はこれら武装集団の動きに関する情報を追っていたが、マシャール前副大統領の支持集団の規模や位置は確認できていないと、国連は声明で述べている。また、ボル近郊で発見した武装集団がどこに属するものかについては触れられていない。