しかしながら、広州恒大は2014年の挑戦に向けて攻撃陣の中核を担っていたコンカの移籍を乗り切ることを強いられるだろう。2011年に中国へ渡り、世界最高額クラスの給与を手にしていたコンカだったが、来季からカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフルミネンセ(Fluminense)に復帰することになっている。

 リッピ監督は、2014年が広州恒大との契約最終年ということもあり、苦しんでいる中国代表チームの指揮官に就任するのではないかという憶測も流れている。

■W杯に向けて士気を高めた日本、根深い八百長

 2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)には日本、韓国、オーストラリア、イランが出場を決めたが、ヨルダンとニュージーランドはそれぞれウルグアイとメキシコに大陸間プレーオフで敗れた。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の香川真司(Shinji Kagawa)やACミラン(AC Milan)に新加入する本田圭佑(Keisuke Honda)率いる日本は、11月には親善試合でオランダと引き分け、ベルギーには3-2で勝利しており、士気を上げている。