【12月28日 AFP】ロシア・プレミアリーグのFCクバン・クラスノダール(FC Kuban Krasnodar)でプレーするジブリル・シセ(Djibril Cisse)が、フランス・リーグ1のSCバスティア(SC Bastia)と移籍交渉を行っていることが明らかとなった。

 これまで数々のクラブを渡り歩いてきた32歳のシセが、母国へ帰還する見込みとなった。今年7月にクバンに加入したシセは、2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)での代表入りの可能性を広げるため、フランスへの復帰を強く望んでいるという。

 バスティアのピエール・マリー・ジェロニミ(Pierre-Marie Geronimi)会長は「交渉は進んだ段階にあるが、何も確定はしていない。フランスの3クラブが彼との契約に興味を示しているが、彼はスポルティング(バスティア)を好んでいると思う」とコメントした。

 シセはこれまでにオセール(AJ Auxerre)、リバプール(Liverpool FC)、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)、サンダーランド(Sunderland AFC)、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)などに所属し、その後カタールとロシアのクラブでプレーした。

 現在リーグ1で13位につけるバスティアは、加入すればシセにとって通算10クラブ目のチームとなる。(c)AFP