大半がキリスト教徒のバンギ市民らの多くは、セレカを扇動して3月のクーデターを導いたのはチャドだと非難している。同国のイドリス・デビ(Idriss Deby Itno)大統領は、中央アフリカに長く強い影響力を及ぼしてきた。

 ジョトディア氏はセレカを正式に解散したが、その後も一部戦闘員が数か月にわたって殺人やレイプ、略奪行為を繰り返した。中でも最も残虐な犯罪の多くは、かつてセレカに加勢していたチャド人とスーダン人の雇い兵らによるものとされる。(c)AFP/Xavier BOURGOIS