【11月11日 AFP】ボクシング、WBCバンタム級タイトルマッチ12回戦が10日、東京・両国国技館で行われ、王者の山中慎介(Shinsuke Yamanaka)は、挑戦者のアルベルト・ゲバラ(Alberto Guevara、メキシコ)を9回KOで下し、5度目のタイトル防衛を果たした。

 山中は、「神の左」と称される左ストレートで9回開始25秒で挑戦者を沈め、通算戦績を20勝(15KO)2分けとし無敗を守った。

 山中はポイントでリードを奪い迎えた8回に、ゲバラから数度ダウンを奪っていた。

 31歳の山中は「相手が足を使って動いてきた。中盤から距離が近くなって最後はきれいに入ったので良かった」と試合を振り返り、「スーパーバンタム級でもチャンスがあればビッグマッチがしたい。ラスベガス(Las Vegas)で来年でも、再来年でも試合がしたい」と続けた。

 敗れたゲバラは通算戦績を18勝(6KO)2敗としている。(c)AFP