【8月13日 AFP】WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が12日、東京で行われ、王者の山中慎介(Shinsuke Yamanaka)は、同級8位のホセ・ニエベス(Jose Nieves、プエルトリコ)を1回KOで下し、4度目の防衛を果たした。

 開始のゴングから挑戦者に左右のパンチを繰り出したサウスポーの山中は、2分過ぎにコーナーへ挑戦者を追い詰め左ストレートを顔面に打ち込んだ。ニエベスは倒れ込み、1回2分40秒でカウントアウトとなった。

 30歳の山中は、「生意気ですが、もう少しやりたかったのが本音。もう少し見せたかった」と歓声を上げる観客に語った。

 山中は2011年11月に王座を獲得してから4度目の防衛に成功し、通算戦績を19勝(14KO)2分けとした。

 敗れたニエベスの通算戦績は22勝(11KO)3敗2分けとなった。(c)AFP