【11月11日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2013)最終戦(第18戦)バレンシアGPは10日、スペインのバレンシア・サーキット(Circuit de la Comunitat Valenciana Ricardo Tormo)でMotoGPクラスの決勝が行われ、3位に入ったレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が史上最年少となる20歳での総合優勝を決めた。

 同クラスを2度制覇しているヤマハ・ファクトリー(Yamaha Factory)のホルヘ・ロレンゾ(Jorge Lorenzo、スペイン)が今大会を制して今季8勝目を挙げたが、レース前にあったマルケスとの13ポイント差を逆転するには至らなかった。

 2位にはマルケスの同僚であるホンダのダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa、スペイン)が入った。

 総合優勝についてマルケスは、「今の気持ちをどう説明したらいいか分からない。夢がかなった」とコメントした。

「もしかしたら(シーズンの)あまりに早い時期に大差をつけすぎたのかもしれない。それで最後はホルヘが迫ってきたから、最終戦は平静を保つのが大変だった。ものすごくうれしいよ」

 最終的にはマルケスが334ポイント、ロレンゾが330ポイントを獲得し、その差はわずか4点だった。ペドロサは300ポイントで総合3位に終わった。

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