【11月8日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2013)は7日、ロンドン(London)のO2アリーナ(O2 Arena)で4日目が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、3-6、6-3で第4シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を下し、準決勝進出を決めた。

 昨年大会(ATP World Tour Finals 2012)覇者のジョコビッチ、同組のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)がリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)を下したため、どんな形であれ勝利すれば、1試合を残して4強入りを決められる状況にあった。

 そして、世界ランク2位のジョコビッチはそのチャンスを逃さず、2時間近くに及んだ厳しい試合を戦い抜き、現在続いている連勝を19に伸ばした。

 一方のデルポトロにも準決勝進出の可能性が残されているが、9日に行われる試合でフェデラーに勝利しなければならない。

 6日にラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が今年の世界ランキング年間1位を確定したため、ジョコビッチの首位返り咲きはならなかった。

 しかし、ジョコビッチはシーズン最後の誉れ高いこの大会の連覇に向け、落胆した様子を見せることはなかった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS