フェデラー、ガスケ退け準決勝進出に望み ATPツアー・ファイナル
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【11月8日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2013)は7日、ロンドン(London)のO2アリーナ(O2 Arena)で4日目が行われ、大会第6シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、6-3で第8シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)を下し、準決勝進出に望みをつないだ。
これまで6度この大会を制しているフェデラーは、大会初戦で第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れていたが、この試合には81分で勝利し、初めてとなる2連敗の屈辱は免れた。
29本のウィナーと30個のアンフォーストエラーを記録したフェデラーは、勝利までに6度のマッチポイントを必要としたが、長丁場となった最後のゲームでブレークを奪い、ガスケを退けた。
四大大会(グランドスラム)優勝17度のフェデラーは、5つ目までのマッチポイントを自らのミスでふいにしたものの、最後はガスケのリターンがアウトした。
12年連続でツアー・ファイナルに出場しているフェデラーは、これでガスケとの対戦成績を13戦11勝としている。
またフェデラーは、これでツアー・ファイナル史上最多となる43勝目を挙げ、一方これが2度目の出場となるガスケの通算成績は1勝4敗に落ち込んだ。(c)AFP