【10月25日 AFP】オーストラリアで1週間以上にわたり大規模な山火事が燃え広がる中、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)のクリスティアーナ・フィゲレス(Christiana Figueres)事務局長は、地球温暖化と厳しさを増す熱波には「確実に」関連性があると語った。

 米CNNテレビのインタビューでフィゲレス事務局長は、気候変動と山火事に関連性はあるかと尋ねられ「もちろん、確実にある。いまだ(二つの間の)直接的なつながりは解明していないが、明らかなのは、現代の科学がアジア、欧州、オーストラリアで熱波が増加しており、それが今後も続くと同時に、その厳しさや頻度も増すだろうと示していることだ」と答えた。

 オーストラリア気象局のデータによれば、2013年は2005年の記録を抜き、同国観測史上最も暑い年となりつつある。観測史上最も暑い9月だった先月は全国の平均気温が、過去の平均よりも2.75度高かった。

 また、トニー・アボット(Tony Abbott)首相率いるオーストラリアの保守連合政権は、気候変動対策として労働党(Labor Party)の前政権が導入した炭素税を廃止すると公約に掲げているが、その政治的代償は高くつくだろうと、フィゲレス事務局長は指摘し「炭素の代償はすでに山火事や干ばつで、払わされている」と述べた。(c)AFP